音楽で見る原発問題

見ざる言わざる

3.11の東日本大震災及び、福島原発事故以降、原発問題は日本社会を大きく取り巻き、日本各地で反原発デモが開かれ、東京の代々木公園で行われた2012年の「さよなら原発10万人集会」では、主催者発表では約17万人もの人が集まりました。

しかしながら、原発の根本的な解決策はほとんど何も決まらないまま、自民党は現在原発再稼働を容認し、さらに他国に原発を輸出し儲けようとしています。

原発安全神話の崩壊後も続く原発推進の動き、未来任せの放射性廃棄物の後処理、汚染された地下水が海に流出する汚染水問題、農林水産省が推進する”食べて応援しよう”というキャッチフレーズの名のもとに全国の企業や学校給食を通し出荷、拡散される汚染された食物問題、瓦礫の後処理場所の問題、原発の管理体制への不安など

あげればきりがないほど原子力発電から派生した問題は多く、事故から3年が経とうとする今もなお増え続ける原発の問題に嫌気がさし、自ら情報を遮断し気づけば、”見ざる、言わざる、聞かざる”という状況に陥ってる人も多いと思います。

問題が大きすぎて何から初めていいかわからないといった状況の中で、お堅い新聞をさらさら流し読みするより、人々の五感や心に訴えるアートや音楽を通じメッセージを発信するアーティスト、又は表現者に耳を傾けることは非常に意義があり、経済最優先で進む現実社会で潜在的な人間的センスを取り戻すいいきっかけにもなると思います。

音楽を商品とするのではなく、伝えるための手段としてジャンルに囚われず音と言葉使いこなす彼らの音楽はこの時代ならではだと思います。

1、humanERROR        By       FRYING DUTCHMAN

2、Tokyo Times            By       三宅洋平

3、Nuclear, Damn       By        Tha Blue Herb

1、humanERROR   By    FRYING DUTCHMAN

まずは京都を中心に世界で活躍するロックバンド FRYING DUTCHMAN (フライングダッチマン)が演奏する「humanERROR」。

京都の三条大橋の鴨川の横で演奏された「humanERROR」は、Facebookやtwitterで大きな反響を呼び現在youtubeでは54万回以上も再生されています。

自ら「間違っている事に対してストレートに表現しているだけ!それがロックンロールだぜ!」と語るボーカルのLee Tabasco氏が訴える反原発のメッセージは、彼だけでなく多くの国民の不安、怒り、悲しみをシンプルに力強く表現し、代弁している曲だと思います。

また原発だけの問題じゃなく

「お金があっても家は買えるけどホームは買えない
時計を買えても時間は買えないし
本を買えても知識は買えない
ベッドを買えても眠りは買えない
医者に診てもらう事は出来ても病は治らない
電気を買ったら自然が壊れちまったよ」

といった歌詞など、根本的なお金に対する考え方を見つめ直すいいきっかけにもなると思います。

バンド活動の傍ら廃品回収業を営む彼らは、その廃品回収車と共にこの曲を京都で流し続けていたらしく、その結果、右翼団体に間違えられたり警察に呼び止められたりしたそうですが、「おかしいと思う事に声をあげているだけ!」とロックンロールの生き方、心意気を貫いています。

原発問題とはなにか?お金とはなにか?人間とは?権力とは?ロックとは?

今の日本に住む人なら、この動画から多かれ少なかれなにか新しいインスピレーションを受ける思います。

http://www.youtube.com/watch?v=Q5p283KZGa8

歌詞が気になる方はこちら ➡ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1157.html

2、Tokyo Times    By    三宅洋平

1998年からレゲエ•ロックバンド 犬式 a.k.a Dogggystyle として活動し、2009年の解散後はソロとして様々なアーティストと曲を作り、現在  (仮)ALBATRUS で活動する三宅洋平。

もうご存知の方もいると思いますが、デビュー時よりライブやネットで社会に対する主張を行ってきた彼は2013年、緑の党からの推薦を受け、参議院議員選挙に比例代表で立候補しました。

「政治を政(マツリゴト)に」をコンセプトに、”選挙フェス”と称し音楽と演説の融合という新たな選挙の手法を確立した三宅洋平の演説は多くの人の関心を呼び、落選したものの17万6970票という落選した候補者の中で最も多い得票数を獲得しました。

「文化を最大の輸出品に」「憲法9条を世界遺産に」「大規模農業から家庭菜園へ」など従来の政策とは大きく異なった”経済”ではなく”人間”中心の政策を掲げる三宅洋平氏の選挙演説はついつい聞いてしまうと同時に、新しい時代の幕開けを予期してしまうほど革新的です。

下の映像は吉祥寺での選挙演説で歌われた曲、”Tokyo Times”。

一人一人に話しかけるような彼のポエトリーリーディングは、この時代の新たなアートフォームであり、原発だけでなく今の日本、これからの日本のことを深く考えさせられます。

3、Nuclear, Damn   By     THA BLUE HERB

知る人ぞ知る、HIPHOPのアンダーグラウンドシーンでは伝説と称されるTHA BLUE HERB。北海道を拠点とし、誰にも媚を売らずに言葉と音のみで表現し続ける彼らは、自らレーベルを立ち上げスポンサーを必要としない故、痛々しいほどまっすぐ言葉を発する。

震災以降、東北でライブをするために作られた4枚目のアルバム「TOTAL」の初回限定特典として作られた「Nuclear Damn」という曲をご紹介します。

番外編

ソース元

http://youpouch.com/2011/12/01/45376/

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1157.html

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中